今回ドラクルージュの自作シナリオを回そうと思います。
既にお二方から参加希望を頂いておりますので、あと２名様まで募集させていただきます。
初心者、未経験者の方、大歓迎です。
シナリオ詳細は後日書き込みます。
遅くなりました。シナリオのトレーラーのような何かとハンドアウトです。
ドラクルージュ「名前のない怪物」
序幕
彼の銀糸卿が行方知れずとなってから50年。
ある日、銀糸卿に造られたという一人のホムンクルスがセイズマリー公により保護される。少女の名前はレリア。彼女が言うには、“銀糸卿”ロラン・フェンリング・フォン・ダストハイムは妖精森に近しい、真祖の威光が弱き真宵の森にいるという。
セイズマリー公の依頼により動き出す騎士達とレリア。
時を同じくして、真宵の森に近き村を救うべく動く騎士が、真宵の森に潜む異端が、銀糸卿の下へ集う。
その時起こるは喜劇か。――あるいは、悲劇か。
さぁ、騎士よ、異端よ、刮目せよ。狂気より産み落とされし怪物の名前は――
NPC
〇“銀糸卿”ロラン・フェンリング・フォン・ダストハイム
性別：男性 叙勲年齢：19歳 騎士歴：250年
瞳：深淵の如き黒 髪：月光照り返す白銀 特徴：細く滑らかな髪 蠱惑的な長い指
【概要】
ダストハイム領で一つの村を治めていた領主の一人だった。細く滑らかで、月光を照り返す白銀の髪を靡かせ、村を治める姿から、銀糸卿と呼ばれるようになった。
領主時代は民に寄り添い、その智謀を持ってして民達を正しく導いていた。密かに恋心を抱いていた民の少女が堕落者に殺されるまでは。少女を失って以来、何かに取りつかれるように研究へ没頭し始め、それを心配した民や騎士達から逃げるように姿を消したのが50年前。
50年間、彼の者の消息は掴めず、行方知れずとなっていた。一部では真宵の森にいると噂されているが、真偽は定かではない。
〇レリア
性別：女性 外見年齢：16歳 活動年数：6年
瞳：追憶を彩る茶色 髪：穢れなき純白 異相：白い肌 光を宿さぬ瞳
【概要】
ロランに造られたホムンクルス。
ロランの下を逃げ出し、ダストハイム領へと辿り着いた後、セイズマリー公によって保護された。
彼女の目的は、ロランの凶行を止めること。
ロランが彼女を作った理由や、ロランの凶行の内容を詳しくは語ろうとしないが、彼女の光を宿さぬ瞳に嘘はない。
HO
〇HO１
消えざる絆 レリア【憐or信】
推奨の道 近衛、賢者、将軍
貴卿はダストハイム領に身を置く騎士だ。
ある日、セイズマリー公から招集がかかり、彼女の下へと向かう。そこにはセイズマリー公の側に立つ見覚えのない少女がいた。
少女の名前はレリア。彼女は銀糸卿に造られたホムンクルスのようだ。
貴卿はレリアから銀糸卿を止めてほしいと言われ、セイズマリー公からも正式な仕事として銀糸卿を止めるように仰せつかる。
貴卿は同じく依頼を受けたPC２とレリアと共にダストハイム領を出立する。
〇HO２
消えざる絆 ロラン【友or信】
推奨の道 なんでも
貴卿は銀糸卿、ロランの親友であったといっても過言ではない。
ロラン卿の消息が掴めなくなって早50年、彼の者との友誼を忘れたことはない。そんな折、セイズマリー公から招集の文が届く。文に従い、ダストハイム領へ赴き、そこで聞いたロラン卿の手がかり。
どうやら友は騎士の道を踏み外そうとしているようだ。
友を救うためか、あるいは叱責するためか、貴卿はPC１とレリアという少女と共にダストハイムを出立する。
※ロラン卿との設定の関係で、PCの騎士歴は最低でも51年以上として下さい。
〇HO３
消えざる絆 ロラン【侮or怒】
推奨の道 遍歴、狩人、夜獣
貴卿は真宵の森に近しい村に滞在する騎士だ。
この村はここ数年、真宵の森付近に出現する堕落者により、他の村から食料の仕入れが出来ていない。今は何とかなっているが、このままではいずれ村人から餓死者が出てしまうことは明白だ。
どうやら堕落者の出現の原因は数十年前に真宵の森へと消えた銀糸卿ではないかと噂されているようだ。本当に銀糸卿が原因だというのならば、なんとも度し難い奴だ。
貴卿は村人を救うべく、真宵の森の調査に乗り出した。
〇HO４ 異端限定 ※経験者が良いかも
消えざる絆 レリア【憐or恋】
推奨の道 野伏、魔女
推奨の血統 グリマルキン、ストリガ、異端卿以外
御身は真宵の森に住む異端である。御身は数日前にレリアというホムンクルスと出会っている。ホムンクルスという存在がどういうものかはわからないが、レリアは確かにそこに生きていた。彼女はどこからか逃げ出してきたようであった。憐れみからか、あるいは魅入られたか、御身は彼女の逃走を手伝い、真宵の森の外へと連れ出した。
今頃彼女は何をしているだろうか。そんな思いを抱きつつ、御身は今日も真宵の森を歩く。
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